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マリラとアン[第12章 おごそかな誓い]

アンを好きになっていく自分を求め始める・・・
言葉に出して言えるマリラ、マシュウに伝える

「あの子のいいところは、けちでないことですよ。」アンが自分の部屋へ行ってしまうと、マリラが言った。
「うれしいですね。何が嫌だっていっても、けちんぼの子どもくらい、嫌なものはないですからね。
おやまあ、あの子が来てから、まだ3週間しか経ってないのに、もとからずっといたような気がするじゃないの。
あの子のいないこの家なんて想像もできませんよ。
それみろ、言わんこっちゃない、なんて顔をするものじゃありませんよ、マシュウ。
そんな顔は女からされても嫌なものだけれども、男からじゃ、我慢できないからね。
あの子を置いてくことを承知してよかったと思っていることや、あの子を好きになっていくってことは喜んで認めますがね。
あんまりくどくどわたしに言うのはやめてくださいよ、マシュウ兄さん。」


英文

"I will say it for the child,"
said Marilla when Anne had gone to her gable,
"she isn't stingy. I'm glad, for of all faults I detest stinginess in a child.
Dear me, it's only three weeks since she came, and it seems as if she'd been here always.
I can't imagine the place without her. Now, don't be looking I told-you-so, Matthew.
That's bad enough in a woman, but it isn't to be endured in a man.
I'm perfectly willing to own up that I'm glad I consented to keep the child and that I'm getting fond of her, but don't you rub it in, Matthew Cuthbert."



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