今年の猛暑は一寸どこかが違う・・そう思いませんか? アトリエの書き始めて十年近く、この時期に悩まされるのは猛烈な勢いで伸びる雑草との戦いでした。 草抜きをするには本当に気合いが必要で、握力は必要だわ、虫さされは覚悟の上だわ・・・ 余程の覚悟がなければ始まらないのが通年のことです。 それが、今年は、草が生えない!草も生えないほど地面に水分がない! 夕立が降らないからでしょうか?温度が高すぎるせいでしょうか? 場所を違えば、降りすぎる雨で河川が決壊して床下床上浸水したり、 裏山が崩れて家が流されたりが起こっています。 沢登りを楽しみに山に入った方たちが、例年にない水の冷たさと急な増水による鉄砲水で たくさん亡くなっています。 でも、生駒のアトリエの庭には恵みの雨は決定的に少ないようで、草取りの労が省けているのが不思議です。 草ばかりか、木が枯れる・・・。垣根の木が5本ほど枯れました。 日中の太陽の光は刺す様に厳しく、丈夫なはずのレンギョウやツツジの株さえ、 力無く葉をよれさせている様子で、なんだか変です。 実は、アトリエから東に7〜800mのところにあった里山が今春ごっそりと宅地化され、 見るも無惨な「はげ山」になったことと、 夜になっても地面が冷えず、朝方にも蒸すような熱気が消えやらない日々が続くこととが 関係するのではないかと思う私の考えは間違っているでしょうか? 人間の力で有無を言わさず変えていく自然の地形、そのアンバランスは自然であるはずの私達の命の営みを損なっていくはず・・・。 あの山に住んでいた生きものはどこに行ったのでしょうね? 暑い夏にうだりながら、そんなことを考える今日この頃です。
