鹿の子ユリ(野生)

高砂百合


2008年 8月  
今月は高砂百合のお話しです。

アトリエの夏の風物詩といえばなんといって高砂百合の林立。
毎年同じお話になってしまいますが,生駒に来たときに感激したのが散歩に行くたびに見かける野原の百
合の群生。
特に、子どものために毎週通っていた近くのサッカー競技場のある山の斜面には、素晴らしい…カサブランカなの???
…と見まがうほどの大きな花ぶりの良い百合がぼんぼんと咲いておりました。

それらの内の数本をこっそりとアトリエの例の庭に移植しました。
「どろぼう!!」と思われるかもしれませんが・…だって・・・春蘭で経験したこと。
自然の物はそのままに…そこにあるほうがなんていっていると,次の週には根こそぎなくなります。
そう・・・生駒のこの地はただいま鋭意開発真っ最中…造成されていくのを待つばかりなのですから。
心を鬼にしても????人目をはばからず移植することにしているのです。
こうやって救い出したものは、高砂百合、みょうが・・・春蘭・・山ウド・・やまはっか・・列挙に暇なしです。
みんな、アトリエの庭に安らかな居住の地を探し出して喜んでくれていると理解しても良いのでは!と思っております。

その上に嬉しいのは鳥の贈物です・・・植えたはずも無いものが・・・
エゴの木・・・紫式部・・・車輪梅・・・紫檀・・・桂皮・・・嘘!と言われるほど沢山の種類のものがアトリエの庭
には沢山、
実生で生えてきています。

そのうち、トトロの庭のように天にそびえるほどとなり、
林の奥にぽつんと小さな家があるという風になるかもしれません。
たった80坪にも満たない敷地の中に数知れないほどの種類の命と共存する。
その一員である人間の私や家族・・そしてワンスケ一匹…
幸せなめぐり合わせを思わざると得ない夏のある日です。
Profile
Asako Yamamoto